秋オン 妙高山移動

十数年ぶりの妙高山。

当初、天気予報はあまりよくなかったため、秋オンは諦めようかと思っていたが、前日の夜になって天気予報を見ると「晴れ/曇り」という天気。降水確率も低い。これは山へ行けと言うことか?

しかし、前日は仕事で遅くなるためあまり遠くの山へは行けない。
ならば、地元の妙高山へ行ってみようか。
体力が激減しているけど、大丈夫か?

とか思いつつ、あまり無理はしないよう、ヤバいと思ったら引き返すつもりで翌朝は6時に起床。
そして車で燕温泉に向かい、7時半に登山開始。
今回は一般的な燕登山道のルートを歩いた。

■行程

7:30燕温泉 → 8:20赤倉温泉源泉 → 9:00四合目麻平分岐 → 9:50五合目胸突き八丁 → 10:10六合目天狗堂 → 11:008合目風穴 → 11:45九合目 鎖場 → 12:40妙高山頂

5時間!
一般的には4時間半くらいで登れるようで、速い人なら3時間ほどで登れるようだが、とても無理。
そう言えば、胸突き八丁の手前辺りでものすごい軽装でほぼ走って登っている感じの若者に追い抜かれ、風穴あたりでまたすれ違った。ひょっとしてもう山頂から戻ってきたのか?

12:30過ぎにようやく山頂到着。

とりあえず南峰の三角点まで行く。

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おにぎり2個食べて運用開始したのが13時過ぎ。
ちょっと遅くなってしまった・・・。

CBでの交信局は下記の通り。

アイチAE114/御嶽山移動 RS55/55
イシカワMB79/宝達山 RS52/52
ナガノNP152/伊那市たかずや山中腹
シズオカDD23/富士山四合目 RS55/52
ニイガタYS112/上越市 RS56/56
サイタマMS118/藤岡市赤久縄山
ヨコハマAC306/富士山5.6合目? 静岡県駿東郡小山町?

運用開始が遅かったので交信局も少ない。

中でもヨコハマAC306局とは富士山の静岡県側移動とのこと。
富士山5.6合目?(「ごーてんろく合目」と聞こえたが?)静岡県駿東郡と確かに聞こえたのでおそらく小山町であろう。
地図を見れば妙高山とは富士山の影になるギリギリのところである。
富士山中腹とは言え、静岡県側と交信出来たのは凄いと思う。

その後、特小で富士山レピーターのアクセスを試みるが、やはり信号が弱く、アクセス出来ても声が乗らないようなので断念。
やはり距離が遠過ぎるのだろうか。

その後は430MHzにて5局ほどQSO。

ここでちょっとマナーについてひと言。

こちらの交信が終わってないにも関わらず、かまわず呼んでくる局には少々腹が立った。
呼んでくる局にとってはこちらと交信している相手局が聞こえないのだろうが、こっちとしては相手局がまだ喋っているうえからかぶされるものだから非常に腹立たしい。
こちらがファイナルを送ってから呼ぶのがマナーではないだろうか?

また、一昨年のSVのこと。入笠山へ移動し、そこから新潟CBロールコールへチェックインしようとしてコールしていると、「新潟局取れますかー?」とかまわず呼んでくる局がいた。
ちなみにその局と今回の件の局は同一局である。

山頂の様子。
下界の天気は良かったようだが、山頂はガスってて周りが全然見えなかった。

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14:30ころ下山開始。

胸突き八丁あたりから膝と爪先が痛みだし、歩くスピードがかなり落ちてしまい、燕温泉に着いたのが18:30ころ。
普通なら2〜3時間ほどで下山出来るのだが、しっかり4時間かかってしまった。

今回、スキーのストックを持っていたのだがこれがとても重宝した。
足だけにかかる負担が軽減され、登りは思ったより楽に登ることが出来た。
しかし、下山では膝と爪先の痛みに悩まされたが、ストックがなかったらと思うとぞっとする。

燕温泉周辺には蛇が多い。
今回も出くわしてしまった。
蛇は嫌いな人ほどよく出くわす(見つける)というが、「ガサガサ」という音に異常に敏感になっているのでなおさら見つけてしまうのだろう。

また、登山道にはブヨが多く、噛まれないようにと手で払いながら登ると体力を消耗してしまう。
今回は念のためとサラテクトを持って行ったが、これがとても重宝した。
スプレー式の虫除けでは、荷物になるしザックから取り出して「プシュー」ってやってゴホゴホむせてしまうが、サラテクトのようなウェットティッシュタイプの虫除けなら荷物にならないし、また汗で流れてしまってもすぐにまた拭けばいいだけである。

18:30ころに燕温泉に着き、ある意味今回の一番の楽しみである黄金の湯にゆっくりつかる。
無料の露天風呂なので疲れた身体を癒すには最高である。