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第一電波CR8900の51MHz帯のSWR

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第一電波(ダイアモンド)の29MHz/51MHz/145MHz/433MHzの4バンドモービルホイップCR8900ですが、10mは先端で調整出来るものの6mは基本的には無調整と言うことになっています。逆に言うと6mは調整出来ません。
アースさえうまく取れていればそのまま使えると言うことだと思いますが、車種や取付け場所、アースの取り方等々の条件により無調整ではSWRが高くなってしまうことも多いようです。

私自身このアンテナで3台の車を乗り継いできましたが、それぞれの6mでの共振点が周波数の高い方で合ってたり低い方で合ってたりしてました。

そこで、私なりの解決方法として記したいと思います。

共振点が51MHzより高い場合・・・。

まずはアースを確認。ハッチバックの所に取り付けている場合、ボンディングしていなければハッチバックのドアの一部でしかアースが取れていないかもしれません。
以前こちらの記事でかなり気合いの入れたボンディングをしましたが、ここまでとはいかなくても、せめてアースをとった場所からボディの部分へのアースを試してみたほうがいいかもしれません。

意外に効果があるのが、アンテナ基台の同軸コネクタ直下の同軸ケーブルにフェライトコア(いわゆるパッチンコア)を挟んでみるといいかもしれません。
下の写真は10mでの例ですが、同軸ケーブルの引き回しを変えたらどうにもSWRが落ちなくなりまして31MHzくらいでSWR2くらいにしか落ちません。
そこで以前ちょっと試して効果があったパッチンコア作戦を思い出し、とりあえず1個普通に同軸ケーブルを挟んでみたらSWRが29.30付近にストーンと落ちました。
さらに写真のように同軸ケーブルを2重に巻くようにしてみたらSWRがさらに落ちたのと共振点の帯域まで広がりました。
理屈はどういうことなのかわかりませんが、いづれにしても同軸ケーブルがなんらかの影響を受けており、そこをフェライトコアを挟んだら同軸ケーブルへのなんらかの影響が少なくなったということなのでしょう。

IMG_2721
おそらく、フェライトコア無しの状態で、アンテナのエレメントを短くするなど見かけ上のSWRを落としたところで、同軸ケーブルからも電波がでてしまい、アンテナからの電波の放出が少なくなるため効率が悪くなっていたかもしれません。
逆にフェライトコアを挟んだことがロスになるのでは?とも思いましたが、送信しっぱなしにしてもフェライトコアが熱で熱くなると言うこともなく、飛びに関しても全く問題なく、それどころかむしろ飛びもよくなっているようにさえ感じられます。

共振点が51MHzより低い場合・・・。

基台のコネクターからアース線を引っ張って車のボディに接続してたり、メーカー製のマグネットアースシートのコネクターに繋ぐ線を切らずに長いまま使っている場合に起きやすいようです。
アースシートならコネクターに繋ぐ線を切ることでうまくいく場合があります。またボディへのアース線が長い場合も同じようにできるだけアース線を短くすることで良い結果が得られるかもしれません。

上記共振点の高い低いに関わらず試すこと・・・。

アンテナの取付け場所を変えてみる。
同軸ケーブルをλ1/2×短縮率の整数倍の長さに切るか、それに近い長さのものに替えてみる。
例えば、5DFBだったら短縮率がだいたい80%くらいなので6mのλ1/2だったら約2.35mの整数倍の長さとなります。
しかし、これをやるとひょっとしたら他のバンド、特に10mでSWRが上がってしまうかもしれません。

最後の手段、CR8900を無理やり調整する・・・。

こちらのブログを参考に、思い切って分解してみるのも手です。
http://kei-tsuu.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/06/post_f361.html
私の場合はアース線を長く引っ張っているせいか49.5MHz付近に同調してしまっていたため、調整エレメントとされている部分を全部はずしてもダメだったので、コイルの巻き数を2ターンほど減らして切りました。するとなんとか50.7MHzあたりに同調し、51MHzでもどうにか使えるようになりました。

調整前

IMG_2698

調整後

IMG_2699

調整後はもちろん新たに熱収縮チューブをかぶせるのですが、雨水の侵入を防ぐために念のため熱収縮チューブを被せた上部(調整エレメントのすぐ下)に自己融着テープを巻きました。
念のため、雨の日や雨が降った後などはSWRをチェックしてみたほうがいいかもしれません。

 

以上、CR8900の6mでのSWR対策について、私なりの見解を記しましたが、もし試される場合はあくまでも自己責任でお願い致します。
「一通りやってみたけどSWRさがんねーぞ」とか「分解したら余計わるくなったぞー」とか、「嫁の機嫌がいっそう悪くなったぞー」とかそういったご相談には応じかねますのでご了承下さいませませ・・・。

 

 

とは言うものの、CR8900はトップローディングのため飛びもよいのですが、その反面どうしてもアタマが重くなってしまい、走行中にかなりゆらゆらと揺れてしまうのが気になり、結局普段は10mか430だけ出れればいいので、10mはBIC-10Hかヘリカル、430はアストラルプレーンのこの2本のアンテナをデュプレクサーで分けて使っておりまして、気分によってアンテナ一本で済ませたいとか430でのデュプレクサーのロスが気になるとか言う時だけCR8900を使っています。

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■1996年対馬移動時のQSL

1983年6月開局。
29MHz FMと6m、そしてHFのCWを中心に活動中。
それと並行して市民ラジオ「ニイガタYM016」も運用中。