29MHzFM、糸魚川市〜妙高市間山越えQSOが可能に

今まで、妙高市と糸魚川市には妙高山や火打山などがそびえ立っているため、29MHzFMやV・UHF帯ではQSOが難しいと思われていました。

ところが、今日夕方糸魚川市のJI0LQJ局とRS55〜57くらいで安定してQSO出来ることが判明。

こちらのアンテナはG5RV(ZS6BKW)で、JI0LQJ局側は3EL八木を火打山方面に向けているとのことで、どうやらおそらく火打山や妙高山の側面?にうまく反射して山と山の間を電波が通ってきているのではないかと推測されます。

今までこちらは29MHzFMは5/8λGPしか使ったことが無く、たまたま聞こえたLQJ局のCQの最中にG5RV(ZS6BKW)とGPとを聞き比べたところ明らかにG5RV(ZS6BKW)の方が信号強度が上でした。

以前G5RVを上げていた時は、24や28(29)などのハイバンドの飛びについては全く信用していませんでした。
「そんな何倍もの高調波で乗っけてる電波なんて飛んでいかないだろう」と完全に思い込みです。
海外のサイトのレポートでもハイバンドについてはロスが発生するというようなレポートもあったので、完全にそれを信じていました。

ちなみに、5/8λGPと比較を行ったところ、GPではRS51〜52くらいのレポートとなりました。
こちらも受信はGPではRS52くらいですが、やはりノイズがからんでくるとちょっと聞きずらくなってきます。

以前G5RV(ZS6BKW)を約3年も使っていながら、意外にもハイバンドも十分に使えるんじゃないかと今ごろになって実感しています。

あとはDXに対する飛びも調べてみる必要がありそうです。
現在、G5RV(ZS6BKW)のエレメントから約3mくらい上に5/8λGPが上がってるのですが、この3mの高さの差と垂直であることの打ち上げ角がどう出るか。
また、MMANAでのシミュレーション上ではG5RV(ZS6BKW)の方が28Mhzでは5/8λGPよりもゲインがあることになってますが、果たしてその辺もどうなのか、とても気になるところです。