WSPRとはどういうものなのか?
ここ最近当ブログでも話題にしているWSPRですが、いったいどういうものなのか?僭越ながら説明させて頂きます。
WSPRとはWeak Signal Propagation Reporterの頭文字を取ったもので、「ういすぱー」と呼ばれることが多いようです。
WSPRのソフトをインストールしたPCと無線機を繋ぎ、WSPR用の周波数で一定時間ビーコンを発射したり、他局のビーコンを受信してPC上にどこの局が受信出来たかを表示させることができます。
そしてさらに、受信できた局をインターネットを介してレポートを上げて共有します。
そのレポートを共有しているサイトがこちら。
WSPRnet | Weak Signal Propagation Reporter Network
アカウントを作ってログインすることも出来ますが、アカウント無しでも右上のメニューは一通り見ることが出来るようです。
その中のMapをクリックするとGoogle Map上に今現在の世界中からWSPRのビーコンを出している局を確認出来ます。
マップの下の方にバンドや時間を選ぶプルダウンがありますので好きなバンドを選びます。
ただ、やはり自分で実際にビーコンを出してみないとMapを見てもあまり面白くありません。
WSPRのソフトは下記からダウンロードできます。
ソフトの設定等は下記のサイト(というか、PDF)をご覧下さい。
WSPRは交信はしません。
自動的にビーコンを出しそれを世界中の局から「聞こえてるよー」って教えてもらうだけのものです。
このあたり人それぞれですが、「交信しなくてもアマチュア無線が出来る!」っていうのが気に入ってます。
出掛けてる間とか、できるだけQRP出力でビーコンを出しっぱなしにし、帰ってきてからレポートを見るのもなかなか楽しいものではないでしょうか。
私の場合、0.5Wでどこまで飛んでるかを見るのを楽しんでます。
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