P-7DXへのPF-1取り付け
以前ミズホのピークフィルターPF-1(PF-1Aではありません)を入手し、取説もろくに読まずにP-7DXに取り付けたものの、どうも音が歪んでしまってイマイチだったのですがそれもそのはず、取り付け場所を間違ってたのでした(笑)
以前はイヤホンジャックの端子からPF-1に入力し、出力はスピーカーにつないでました。
PF-1の取説をもう一度よく読み直すと、「受信部に組み込む時は、検波段の次に入れる」とのこと。
なるほど、今まではAFアンプの後に入れてたわけだからそりゃ歪むわけです(恥)
P-7DXの回路図を追いながら本体の配線を追ってくと、VRの端子に繋がっている灰色のコード(私のセットの場合は灰色と言うより薄い緑っぽい色)が検波段からの出力となるのでそれをVRから外し、PF-1の入力である青いリード線に繋ぎました。そしてPF-1の出力である白いリード線は灰色のリード線が繋がってたVRの端子に接続します。
あとは、2本の黄色いリード線は500kΩのVRに繋ぎ、赤と黒はそれぞれ電源です。
元々このセットにはピークフィルターを取り付けることを前提としているようで、セットの背面にはピーク周波数可変VR用の穴が空けられており、そこに500kΩのVRを取り付けました。
さらに、移動運用にも使えるようにと電池ケースも入れてみました。
FT-817NDとかでの移動運用もいいんですが、やはりこういったシンプルなQRPpなセットでの移動運用の方が個人的には楽しいと思うのです。
早速受信してみましたところ、快適に受信出来ています。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
私もP-7DXにPF-1を入れて使っています。
これがあるのとないのでは大違いですね。
私のP-7DXは周波数表示がシルク印刷ではなく、説明書に印刷してあったものを切って貼る、初期のタイプでした。
初期タイプは背面に穴は開いていないので、P-7DXの設計当初からPF-1を入れることを前提にしてP-7DXを作ったのではないと思います。
しかし、混信問題が結構指摘されたので、後になって、PF-1を内蔵することを考えたようです。
こんにちは。コメントありがとうございます。
どうやら私のP-7DXも最終ロット品のようで、このあたりの製品には背面のVR用の穴が開けられているようですね。
ネット上でもいろいろ調べてみましたが、ラダータイプのIFフィルタを組み込まれたOMなど、みなさんいろいろ楽しんでいらっしゃるようです。
ユーザーがいろいろ組み込むことを想定してか、ケース内に余裕を持たせて設計されてるようですね。
ラダー型クリスタルフィルターは何年のハムフェアか忘れましたが、ミズホ通信で研究用材料セットとして販売していました。
購入して手元にあるので、いつかは組み立てて使いたいと思いながら、この年になってしまいました。
アナログVFOのリグは音がきれいで好きです。P-7DXはシングルコンバージョンですし、いいリグですね。
ぜひ2Way P-7DXで交信しましょう。