今さらですが、1アマ取った理由。
2ch見てたら「どうして1アマ取ったの？」っていうスレがあったんで、そっちに書き込まずこっちに書きます。
最初に１アマを受けたのは確か高校３年の時だったと思います。
まだ記述式で和文の試験があったころでした。
無線を始めて3年目でした。
そもそも、なぜその時に1アマを受けようとしたかですが、答えは簡単、既出問題集を見たら、1アマの問題が2アマの半分以下だったからという理由です(笑)
その代わり、内容はうんと濃いんですが。
和文はもともと興味があったのと、当時電信級だったので7MHzあたりでゆっくりと和文の練習なんかしていました。
さて、結果は？
見事不合格！
筆記試験は自信があったのですが、実技の電信がボロボロでしたorz
それから社会人になって、電信級のまま何年か過ごしたのですが、JARLから送られてきたQSLの中に、たまたま3.5MHzでQSOした0エリアの方のQSLが入っていました。
裏面(表面?)には細かい字でびっしりと「私のハムライフ」的な文章が書かれていて、読んでみてかなりのショックを受けたのです。
その方はJE0だったかJF0だったか今では覚えていませんが、いづれにしても私よりも開局が後の方です。
開局後4年で1アマを取り、今では500Wで運用しているということが書かれていたのでした。
衝撃でした。
自分はもうすぐ開局して10年になろうとしているのに、未だに電信級。
だけどこんなふうに自分よりも後から開局した人がどんどん2アマ1アマになっていっているという現実。
なんだか妙に悔しくなり、もういちど1アマを受けることを決意したのでした。
その頃は筆記試験ではなくマークシート式になったばかりで、それでもまだ和文の試験はありました。
前回の教訓を生かし、学科より実技を優先させ、とにかくひたすら和文の練習。
そして見事実技のみ合格。
3年の猶予のうちになんとか学科を合格させようということで、翌年三度目の正直。
思わず高校の数学の参考書を買って勉強しましたさ。
そしてようやく合格。
平成５年、第１級アマチュア無線技師の免許を取得できたのでした。
開局して10年目、辛うじて「10年以内」という目標を達成することができました。
ちなみに、その翌年あたりから和文の試験がなくなりましたorz
きっかけとなったのは、3.5MHzでQSOした0エリアの方のQSL。
その後その方と3.5MHzでつながり、「貴局のQSLのおかげで1アマを取ることができた」という旨を伝え、改めてお礼を言いました。
その方とQSOしていなければ、その後ずっと1アマを受けることは無かったかもしれません。