ZS6BKW版G5RVの300Ω平行フィーダーを450Ωフィーダーに交換してみた
ZS6BKW版G5RVに使用している300Ωフィーダーだが、もう少し太ければ各バンドのSWR同調点の帯域が広がり、使いやすくなるのではないか?と常々思っていた。
たまたま450Ωのフィーダーを扱っている国内のオンラインショップが見つかった。
どうやら無線用品の並行輸入を行っているようだ。
450Ωのフィーダーは線も太く、かなり丈夫そう。
帯域も広がるのではないか?と期待しながらそこへ13m注文し、この盆休み前に届いた。
文献によれば基本的にはこのアンテナはバランは要らず、その代わりフェライトコア(いわゆるパッチンコア)を6個ほど給電部直下の同軸に挟むだけでいいようだ。
そこで作業開始。
現在ある300Ωフィーダーから450Ωフィーダーへの交換を行った。
450Ωフィーダーの場合だと長さは12.05mになるようだ。
今まで付けていたバランを外し、同軸に直接繋いでみた。
その状態でSWRを計ってみると、各バンドともバンド外の低い周波数に同調している。
フィーダーが長いのか?
そこで思い切ってカットしてみることにした。
結局10cmくらい切っただろうか。バンドによってはまだバンド外の下の方だが、7MHz帯はいい感じにCW帯に同調してくれた。
以下に今までの300ΩフィーダーでのSWRと今回繋ぎ替えた450ΩフィーダーとのSWR比較グラフを掲載する。
使用したのはクラニシのBR210。
目盛りが6までしかないので、それ以上は大きく誤差があるはず。
またSWR10となっていても10以上ある場合がある。
青い線が300Ω平行フィーダー。
赤い線が450Ω平行フィーダーである。
各グラフともクリックで拡大する。
戻る場合はブラウザの戻るボタンで。
全体的に300Ωフィーダーに比べるとSWRが高くなっているが、これはバランを外した影響かもしれない。
しかし、40mや20mはCWバンドにいい感じに同調してくれている。
近々もう一度バランを接続してみようかと思う。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません