舳倉島移動 結果

5月3日、念願の舳倉島への上陸が叶った。

輪島港へぐら航路ターミナル駐車場にて車中泊。
早朝5時半頃にはバードウォッチャー達の話し声で目が覚めた。

もうちょっと寝かせてくれ・・・。

8時より乗船開始。

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9時出港なのだが、窓のある椅子席はすでに満席のため下にある窓の無い雑魚寝の客室に荷物だけ置き、デッキに出る。

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9時の出港間近になると次々と望遠レンズ付きのカメラを抱えたバードウォッチャー達もデッキに登ってくる。

9時、出港。
ゆっくりと離岸し、そして輪島港を離れる。

波は少々高め、これくらいの波でも必ず酔うのだが、今回は事前に酔い止め薬を飲んだので多分大丈夫。

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9:45頃、七ツ島通過。あと半分だ。
写真は七ツ島の大島。灯台も見える。

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そう言えば七ツ島は1996年の第2回対馬移動の際、直江津〜博多間を航行していた九越フェリーの帰りの便で見て以来だ。

10:30舳倉島に上陸。

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まずは運用地探し、舳倉島でいちばん標高が高いと思われる舳倉島灯台付近を散策。

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しかし、なんとなくイマイチな感じ。
なので、本土に近くなる島の南端に行ってみる。
なお、港から灯台までは歩いて10分もかからない、灯台からすぐに島の反対側に出れる。
つまり舳倉島を横断するのにせいぜい10分か、かかっても15分くらいで横断できてしまうのだ。
思ったより小さい島だ。

15分ほどあるいて南に向かい、海岸に出る。
テーブル代わりになりそうな大きな石もあったのでそこにRJ-580を置き、その横に釣り竿を差して10m用エンドフェッドを立てる。

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まずはCB各チャンネルを聴いてみるが、どこも海外局からの混信だらけ。
10mFMでもホニャラだらけという状態。

厳しいか・・・?

それでも他のチャンネルに比べて静かな5chにてCQを出し、なんとか2局と交信成立。

きょうとFC59/石川県中能登町 RS51/51
とうきょうMF33/富山県立山連峰別山山頂 51/51

なお、MF33局が設置された特小の臨時レピーターのアクセスを試みたが、全く反応なしだった。

その後、静かなチャンネルを見つけながらCQを出すが空振りに終わり、29MHzFMでもCQを出してみるがダメ。
釣り竿には430のヘンテナに繋ぎ変え、430でも何度かCQを出してみるも結局空振りに終わる。
しかし、レピーターは佐渡レピーターも59でアクセスでき、439.38ではIDこそ確認できなかったが0エリア局同志の交信が聞こえたので、ひょっとしたら聖山レピーターではないだろうか?
珠洲のレピーターはもちろんフルスケールだった。

14時過ぎ、帰りのフェリーの時間も近づくのでそこで撤収にかかった。

まさに「絶海の孤島」とも言えるべき島から、海上伝搬だけをたよりに運用してみたのだが、時間も短かったこともあり結果はCB2局のみ。
海外局の混信が無ければまだもうすこし交信局数が増えたかもしれない。