濃霧と雨と強風のSV2014@乗鞍岳
最近、ヤマノススメというアニメが気に入ってよく見てます。
しかし、あれですよ、今回の乗鞍岳、とてもあんなゆるふわな山行じゃありません。
今年のSVはどこにしようかとずっと考え、とりあえず天気予報次第で決めようということにしてましたが、できれば新潟県内を予定してました。
しかし26日時点での翌日27日の天気予報は北陸〜新潟県にかけては晴れ時々雨の予報。
長野県では北部も一時雨の予報でしたが、中部から南部にかけては晴れの予報でした。
ならば長野県中部周辺の山へ。
しかし、天気がいまいち心配なので、できれば1〜2時間以内くらいで登れる山か、雨が降ってもすぐにクルマなどに逃げ込めるような場所。
ということで候補に上がったのが、乗鞍岳、三峰山、霧ケ峰(車山)でした。
乗鞍岳は2007年のSVで行ってますが、チャンネルどこを回しても誰かが出ているというあの感動が忘れられず、もう一度行ってみたいとずっと思っており、今回は乗鞍岳に決定です。
さて、前日の夜に家を出て、深夜3時頃乗鞍高原に到着。
6時に起きる予定なのでかなり寝不足となりますが、まあ仕方ないでしょう。
朝6時少し前に目が覚める。
眠い・・・・・。
天気予報を見てみると・・・乗鞍あたりはお昼ごろに一時雨と!?
まぁ一時雨なら止むのを待てばいい・・・と思ってしまったこの甘さ。甘々のシュガーベイビーだったわけです。
駐車場から見える乗鞍岳は雲がかかってて何も見えない。
ちょっと嫌な予感を感じつつ、切符売り場で畳平までのシャトルバスの切符を買います。
切符売り場にて山頂の天候がホワイトボードに書かれており、「濃霧、風速10m」と・・・・・。
ちょっ!風速10m!?
もうね、ここであきらめて辞めときゃよかったんですよ。
だけどタッチの差で切符買っちゃったし。
とりあえず畳平へ向かいました。
なんも見えない。
なんも見えない。
濃霧と強風の中、ひたすら歩く。
しかも時々向かい風。
なんの苦行?
そしてなんとか予定通り1時間半ほどで剣ヶ峰山頂到着。
しかし、山頂ではさらに風が強く吹きつけ、濃霧も雨になりました。
とても無線どころじゃないので、写真だけ撮ったら帰ろうと思いましたが、やはりせめて1局でも交信しておきたい。
苦労して登ってきた記念的なあれで。
せめて風がしのげる場所をということで、神社の岩場にて87Rのロッドを伸ばすと、やはり各チャンネルにてQSOが聞こえます。
極々短時間で聞いた限りですが、静岡やら愛知やら大阪?やら兵庫?やら。
とりあえずCQだけ出してQSO頂いたのが下記の3局のみとなりました。
コールサイン | His RS | My RS | 移動地 |
イシカワMB79 | 57 | 57 | 富山県氷見市 |
ナガノAA601 | 53 | 53 | 長野県美ケ原物見石山 |
イシカワ4137 | 59 | 59 | 別所岳 |
ほんの7分程度の運用ではありましたが、時折大雨となり、無線機は濡れるはログは濡れてぐしゃぐしゃになりボールペンはもちろんシャープペンシルすらよく書けない状態です。
イシカワ4137局とのQSO後にどなたかに呼ばれてたような気もしましたが、とてもじゃないけどQSO続行は無理でした。ごめんなさい。
早々にロッドをたたみ、下山です。
晴天の中、乗鞍でのパイルを夢見ていたのですが、とても無理でした。
また、CBの他に特小と1200MHzハンディと5エレも持っていったのですが、あの風雨の中ではCBのロッドを伸ばすがやっとです。
無事畳平まで下山したものの、体中ずぶ濡れで、凍えて震えながらバスターミナルのストーブで暖を取りました。
バスで乗鞍高原へ下り、冷えきった身体を暖めるべく予め調べておいた温泉「せせらぎの湯」へ。
駐車場から500mくらい歩きますが、無料でありながらなかなかいい温泉でした。
駐車場に戻り、ふと乗鞍岳方面を見ると・・・
山頂見えてるじゃねーか!おい!
いつかきっとリベンジしたいと思います!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません