CQ WW DX Contest CW、今年は100Wで参加
2012年から2016年まではミズホのMX-14Sで参加し(2013年のみは途中でFT-817NDに変更)、昨年はFT-817ND 5WとずっとQRPで参加していたCQ WW DX TEST CWですが、今年は100Wでの参加です。
100Wで参加した場合にはどれくらいできるのか?ということが前から気になっておりました。
結果は?
Category-Operator: SINGLE-OP
Category-Transmitter: ONE
Category-Band: 20M
Category-Power: LOW
Category-Assisted: ASSISTED
216 QSOs, 22 ZONE, 51 Country,
Score:36,865
Rig:IC-7410 100W
ANT:G5RV(ZS6BKW)
という結果でした。
もちろん今後ログのチェックにより点数は引かれるはずです。
ちなみに、QRPにて参加した時にはQSO数としては2017年の5Wで参加した120QSOs(Score 13932)が、スコアとしては2013年に最初は2W、のちに5Wに変更して参加した時の14,760(105QSOs)がそれまでの最高点でした。
出力が5Wから100Wの20倍になったからQSO数(スコア)も20倍になればいいのですが、そんなわけにもいかず。
しかし、年々コンディションが落ちているのを実感しています。
昨年までコンテスト用ロギングソフトとしてCtestwinを使っていましたが、今回は新しい試みとしてN1MM Logger+を導入してみました。
1分1秒を争うコンテストで(それほどでもないか)、慣れないロギングソフトを使うというのはかなりの冒険ではありましたが、今後のDXコンテストでも使っていきたいと思い、取説を見ながらの使用となりました。
なお、クラスターに常時接続ということになるので、必然的に参加部門はASSISTEDということになります。
これの気に入ったのは、データの保存をしなくて良いことや、CWの場合設定次第でキーボードのEnterキーとSpaceキーだけでQSOが完了してしまうあたりがとても気に入りました。
もっと早く試してみるんだった・・・・・。
以下、雑感など。
初日、コンテスト開始前の8時過ぎにはWやらPYやらが聞こえており、これは期待できそう!と思ったのもつかの間、コンテスト開始してすぐにコンディションが落ちる。W方面が思いの外稼げない。PYに至ってはどっか行っちゃうし。
その後お昼あたりまでアジア・オセアニア・ロシア地域をなんとか稼ぐ。ただし、VKまでは届かず。
13時、今回初のヨーロッパ。とは言ってもモスクワあたり。
14時過ぎにやっと北欧、東欧。16時過ぎてかろうじてDL。
日没後17:30頃にようやくVKとQSOしてその日は終了。
二日目、5:30起床。しかしまだ聞こえるのはWのビッグステーションがふわふわと聞こえるのみ。
今日もダメか!?と思われたが、6時を過ぎると急激にコンディションが上がり出し、NA方面次々と稼ぐ。
ただ、毎年強いはずなのに今年は今ひとつ強くない局もいたり、やっぱりコンディション落ちてる様子。
10時を過ぎるとNA方面もコンディションが落ち、アジア・オセアニア・ロシア地域へ。
そしてこの日も14時頃にEU。ただしウクライナに近いあたり。
今日もEUはダメか?と思っていると、どんどんバンドは賑やかになり、北欧、東欧はもちろん、DL、F、I、G、そしてEAまでオープン。
まさにヤラセなしのヨーロッパ祭りでした。
18時過ぎにDLとQSOしてこの日は終了。
最終日の朝、6時前に起床し、バンド内をワッチするもNA方面がまだオープンしていない。
前日・前々日にはパイルと信号の弱さでなかなか呼べなかったV73局がそこそこ強力に聞こえており、パイルもなかったので無事QSO。
6:40くらいからNAもオープンし出し、未QSO局を狙っては次々と撃墜。
しかし、それまでQRPでやってた癖というかなんというか、ふわふわした弱い信号に対してはスルーしてしまっていたのですが、思い切って呼んでみると意外にコールバックがあるものです。
だいたいSで3つ以上振っていれば大概返ってくるような印象でした。
確かに、みんながみんなキロワット出してるわけじゃないだろうし。
あぁ、前日・前々日もSが弱いからと言って諦めて呼ばなかった局も多数いたのですが、ダメ元でコールしてみればよかったと今頃になって後悔。
最終日の朝の北米祭りも前日ほどではないにしろ、コンテストの締めを飾るにふさわしい成果でした。
毎年必ず参加するようになって今回で7回目。
ここ数年はこの日のために仕事も断っているほどなのですが(笑)、あとはもうちょっとアンテナをどうにかしたいと思うのでした。
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