渋峠移動と10mFMモービルアンテナ比較

消費税8%にアップすることよりも、ガソリンの暫定税率をなんとかしてほしいと心から願うJR0GFM/ニイガタYM016です。

こんにちは。
9月29日、渋峠に移動してきました。

いたばしロールコールが長野県下伊那郡の尾高山で行われると言うことでそれを狙うつもりで向かいましたが、出発に手間取ってしまったため現地到着が13:30過ぎ。結局チェックインどころか信号すら聞くことが出来ませんでした。

さて、気を取り直して運用開始。まずは長野県側から。

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何度かCQ出してみたものの反応無し・・・・・。

場所を変えて群馬県中之条町とのほぼ境である平地のところでCQ連呼・・・やはりだめ。
聞こえるのは海外局ばかりです。
チャンネルを切り替えてワッチすると3chで日本語の交信が!しかしちょうどファイナルを送る時だったようですぐに交信終了・・・・・。どなただったのでしょう。
神経の図太い人なら「○○○(自分のコールサイン)コーリングユー!」とか言って相手局がわからなくても呼ぶんでしょうけど、私はそれをやられるとイラッとするのでやりませんが。

そして最終的に「日本国道最高地点」の石碑のある駐車場へ。
しかし休日の日中は大概満車で混み合っているのですが、ちょうど一台のクルマが抜けた時にうまく自分も入り込むことが出来ました。
ただ、やはりドライブのファミリーやらライダーやらで狭い駐車場がごった返しているため長いロッドアンテナを伸ばしてのCB運用はあきらめ、車内で10mFMの運用を開始。
クルマのルーフレールには全長2.5mの1/4λフルサイズホイップを取り付けて運用。もちろんこのまま走ることは出来ません。
駐車場にいる周りの一般人からの奇異なものを見るような視線を感じつつ運用開始。

 

交信局は以下の通り。コールサインはあえて省いてあります。
東京都練馬区固定局 59/59
埼玉県寄居町固定局 59/59
埼玉県志木市固定局 56/57 FT-817 5W送信でマンションの11階のベランダにてベースローディングで運用とのこと。
群馬県館林市固定局 59/59
神奈川県横浜市固定局 59/59

 

今まであまり渋峠である程度本格的に運用したことはなかったのですが、今回初めて横浜市固定局とQSOできました。
もうちょっとまともなアンテナでもっとゆっくり運用出来ればさらに楽しめたでしょう。

さて、横浜市固定局にご協力をお願いし、持っていった10m用モービルアンテナの信号強度比較にお付き合い頂きました。
(ありがとうございました)

比較したアンテナは、1/4λフルサイズ、HA-2(中央給電ヘリカル)ショートタイプ(約96cm)、HA-2(中央給電ヘリカル)ロングタイプ(130cm)、ダイアモンドBIC-10H、ダイアモンドCR8900の5本です。
以下のような結果となりました。

1/4λフルサイズ RS57
HA-2ショート RS58(先の1/4よりも了解度が上がっている)
HA-2ロング RS59+
BIC-10H RS59+(HA-2ロングより良い)
CR8900 RS59+(この中でいちばん良い)

ちょっと意外と言えば意外な結果です。
長〜い1/4フルサイズがいちばん良いかと思えばいちばん悪かったと言うことに。
ただ一つ引っ掛かるのが、アンテナ交換のため1/4を外す時、給電部が熱かったのです。
他のアンテナではそのようなことはありませんでした。
SWRはきれいに下がっているんですが給電部だけ熱が発生してると言うことは、ひょっとしたらこのアンテナ自体がおかしいのかもしれません。
考えてみればもう20年以上は使ってることになるし。
そしてやはりCR8900がいちばん良いという結果となりました。
以前もアンテナ比較を行った時にはCR8900が大健闘してました。
しかし、このアンテナ比較も平地で行った場合や今回のように高所から行った場合などは、打ち上げ角などの関係でやはり一概には言えない部分はあります。
何度か実験を繰り返す価値はありそうです。

とは言え、どうもやはりトップローディングがいちばん良好となるようです。
CR8900も立派なトップローディングですので。

というわけで、密かにトップローディングなヘリカルの製作を計画中です。
これでまた警察に職質を受けること必至です。