伊那市- 四日市港 GW(Gate Way)ポイント
ここ最近、CBer同士のSNS界隈で、長野県伊那市と三重県四日市港が常時CBで繋がるポイントがあると話題になっています。
元々はナガノNP152局が見つけたポイントで、ナガノAA601局もブログにてレポートしております。
距離にして約150km、伊那谷と呼ばれる谷間なので、当然間には大きな山が存在します。
もうまさに四日市港へのGW(ゲートウェイ)ポイント。
真っすぐ線を引いてみた限りでは、間に空木岳や南駒ヶ岳があり、そのあたりの山岳回折が考えられますが、ただビームを使っているわけではもちろんないので、もっと総合的に考えてみることが必要かもしれません。
例えば、ちょっと地図を引いて見てみると伊那から南東には南アルプスがあります。この南アルプスへの反射も含まれているのでは???とか。木曽駒の北側を回折して木曽御嶽山に反射してるのでは?????とか。
ただ、この伊那のポイントですが、かなりピンポイントであり、ちょっと離れただけで信号が弱くなってしまうようです。
実際にこのポイントへ行ってみました。
RJ-580の電源を入れるとどうやらEs大オープン中。
フクオカAA752局と53/53でQSOしていると、見覚えのあるクルマが堤防沿いを走行。
ナガノDF73局でした。
先日の飯田市でのJARL長野県支部大会でお会いして2度目のアイボールとなります。
この長野県伊那市四日市港ポイントの噂を聞いてやってきた旨を告げると、どうやらこの場所よりももうちょっと南寄りとのこと。
やはりかなりのピンポイントのようです。
その場所まで助手席に乗せていただいてご案内頂きました。
そうこうしているうちにこのポイントの発見者であるナガノNP152局も登場。
NP152局とは何度かCBでお繋ぎ頂いておりますが、アイボールは初めてです。
奇しくも3局合同運用となりましたが、件の四日市各局は今日は違うポイントで運用中とのこと。
うん、まぁ私もアポ無しでやってきたわけですから仕方ないでしょう・・・。
と思っていたら、ミエAA469局が四日市港ポイントまで向かっていただけるとのこと!
そして、ミエAA469局が四日市港ポイントに到着し、まずはナガノNP152局が51/51でQSO。
すばらしい!本当に繋がってる!
そして今度は私が呼んでみるも・・・・・飛んでかない・・・。
どうやら向こうはノイズが多めのようです。
ダメかと思われたその時(←テレビでよく使われるパターン)、ミエAA469局からニイガタYM016を呼ぶ声が!
慌てRJ-580のマイクを握り、ミエAA469局をコールし51のレポートを送ると、向こうからは31のレポートを頂きました。
なんとか辛うじて伊那市〜四日市港間でのQSOが成立しました!
(ちなみに、この飛ばなさに疑問を持ち、翌日電池の電圧を測ってみたら1本あたり1.3V程度、本来13.5V必要なのに対し9本トータルで11.7Vくらいですからちょっと電圧低めです。これじゃあ500mWフルパワーは出てないでしょう。飛ばないわけです)
しかし、ナガノDF73局は残念ながらQSOに至りませんでしたが、近いので今後チャンスはたくさんあるでしょう。
今回の運用で、とにかくCBの面白さを実感しました。
電波の飛びの不思議さと面白さ。
そして初めてお会いしたにも関わらず共通の楽しみで盛り上がれること。
他の趣味でも似たようなことはあると思いますが、CBでは特に顕著ではないでしょうか。
CBをやってて本当によかったと思った次第です。
突然の新潟からの訪問者であるにもかからず、いろいろお世話になりましたナガノDF73局、そしてナガノNP152局、いろいろ面白いお話もありがとうございました。
また、渋滞の中わざわざ四日市港まで向かっていただいたミエAA469局もどうもありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
先日はFB合同運用、有難うございました。
いろんな伝搬ルートが考えられますので、
1つづつ検証してみたいですね。
いつかまた、運用とかミーティング等宜しくお願いします。
コメントありがとうございます。
突然の現地訪問にも関わらず、楽しく過ごさせていただきありがとうございました。
0.5Wでどんな伝搬ルートを通ってるのか、考えただけでわくわくしますね。
またよろしくお願いいたします。
四年経過した本日、ブログ拝見しました( ̄▽ ̄;)
その節は思いがけないFB EBありがとうございました。最近とんとご無沙汰で申し訳ありません。
近年、そのポイントをバイパスが通る計画が出ており悔しいやら腹立つやら。なんとかならんもんでしょうかね…
その節はどうもありがとうございました。
バイパスですか・・・。
ホントにピンポイントな場所なのでそれは困りますね。
新たな場所を探すにしてもなかなか大変ですし。