CBによる流星散乱通信実験終了しました

8月12日深夜、ペルセウス座流星群によるCB流星散乱通信実験が行われました。

結果はノーメリット、1局も交信達成ならずでした。

 

深夜0:30分頃より、妙高市矢代川水辺公園にて運用開始。
3chでのCQ及びワッチを中心に行いましたが、アイチAB326局が27.145MHzにてラジコンプロポを朝まで起動させているということで、休憩時は8chのワッチです。

さすが深夜帯。各チャンネルともノイズや混信もなくとてもクリアで、GWが伸びそう・・・(違)

今回の運用方法として、無線機RJ-580本体の下にスタンド代わりの箱を置き、通常のスタンドよりもさらに傾斜をつけ、アンテナが45度くらい斜めになるような状態で運用しました。
効果はあるのかどうかわかりませんが、少しでも仰角をつける形です。

1時少し前、CQを出すと突然信号が入感!

 

 

ロシア語のお姉さんでした・・・。

まさかロシアまで飛んでいってるとは考えられず(笑)

 

1:15頃、3chにてふわっと「ジュリエット アルファ〜・・・」と聞こえた気がしたのですが、これもどうやら空耳だったようです。

ちなみに、ここまで流れ星は一個も見えず。

2:30過ぎ、あまりにも寒くて一旦自宅へ上着を取りに30分ほどその場を離れました。
一応長袖は着ていったのですが、真夏といえども深夜の野外は寒い!
長袖をさらに2枚ほど着込んで運用再開。
その際、椅子の向きを変え、月とは反対の方向を向くようにするとようやく続けて流れ星を見ることが出来ました。
最初からそうすればよかった・・・。

4:00頃になると東の空が明るくなり始め、しだいに流れ星も見えなくなってきました。
4:45頃、あたりはかなり明るくなり、犬の散歩の人とかも来始めたのでそのあたりでQRTとなりました。

 

結果的にはなにも聞こえず、自分の電波も飛んでいってることも確認は出来ませんでしたが、こんな深夜に一晩中無線、しかもCBをやれたことにとても満足してます。

CQの最中に流れ星が落ちるたびに「反射してくれ!」と祈りながらスタンバイ・・・なにも聞こえず。
しかし、流れ星に向かって電波を出しているということに、ものすごい充実感を感じました。

0.5Wとホイップアンテナのみで流星散乱通信を行うということは、正直ギャグみたいなことだとは思いますが、ダメで元々、出来たら奇跡!
しかし、リアルに流れ星を見ながらその流れ星に向かって電波を出すことって、屋外でしか運用できないCBならではの楽しみではないでしょうか。
こんな夢のある遊び、なんと贅沢な遊びでしょう!

 

今回は、アイチAB326局さんがTwitterでなにげにつぶやかれたことがきっかけで、私もこの実験に参加させていただきました。
こんな楽しい体験をするきっかけをいただいたアイチAB326局さんに感謝したいと思います。

また、11mリアルタイム情報板(1行掲示板)やTwitterなどでは、この実験にご参加頂いてワッチされてた方も何局かいらっしゃいました。
深夜にも関わらず外でワッチしていただいた各局も、どうもありがとうございました。

夏限定になるかとは思いますが、ぜひまた挑戦してみたいと思います。

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