さよならFT-102、いらっしゃいTS-690S

最近どうにも調子の悪いFT-102だが、時々送信出力が不安定になってどんどん落ちていくと言う症状になってしまった。
いろいろ調べてみるとどうもファイナルかその周辺が原因らしい。
ファイナルとなると数百ボルトが来ていてそこをいじるのはちょっと怖い。
かといってメーカーのサービスはとっくに終わっている・・・。

いろいろ悩んだ末、FT-102には現役を引退していただき、新しい無線機に来ていただくこととなった。
しかし、最近の無線機はどうも・・・・・。
ただ、FT-950とかそのクラス以上になればなかなか魅力的なのだが、とてもそんな経済的余裕も置き場所的余裕もない。

で、結局選んだのがかつての名機TS-690Sである。

今回、新規に導入する条件として。

(1). 6mはぜひ欲しい。
(2). ツマミやボタンは多い方が良い。
(3). PCコントロールができること。
(4). ゼネカバ受信できてBCLができること。

(1)については、やはりFT-817で6mをやるにはちょっと寂しい。
また、(4)についても817のツマミではどうもBCLをする気になれない。
(2)については、最近の無線機はコンパクトにするためにファンクションキーにより一つのボタンで複数の機能を持たせるというものが多く、これではどうしても使い辛く、慣れるまではいちいちマニュアルを見ないと思うように操作できない。
(3)については、FT-817をPCコントロールでロギングするとこれまたものすごい便利なのでぜひその機能も欲しい。

というわけで、昨日22日は金沢の中部特機産業さんまでドライブ(笑)

財布と相談しながら選んだのがTS-690Sオートアンテナチューナー付き。

この無線機は実は当時ちょっと使ったことがあって、使い方も何となくわかるので戸惑うことなく操作できた。
6mもようやく50W出せるようになり、これで6mもかなり楽しめるのではないだろうか。
そうそう、FT-102ではFMの出力が20Wくらいまでしか出せなかったのが、今度は10mFMも余裕で100W出せるのは嬉しい。
受信音もKENWOODらしい音でとても懐かしい。

さて、改造・調整といろいろいじりがいがありそうだ。

TS-690S

Posted by JR0GFM