飯縄山移動
VX-3とICB-87Rを背負って飯縄山に登ってきた。
2時間以上歩く登山は10年ぶりくらいなので、果たして無事に山頂までたどり着けるのか不安だったが、2時間15分ほどで無事に山頂着。
晴天に恵まれ、山頂は登山客で賑わっている。
360度見渡すことが出来、はるか向こうに槍ケ岳を確認。
(写真の左端)
もう十数年前になるだろうか、上高地から10時間近くかけて登った。
早朝に槍の穂先から2mと430で運用したことを懐かしく思い出した。
昼食を食べて運用開始。
最初は430でおもむろにCQを出すなどしてみると、美ケ原移動の7M1IYK/0局からコール。
さすが美ケ原、RS59/59で余裕でQSO。
その後CBに移り、オオサト59局としてQSO。
500mW+ホイップでもRS57/57だった。
その後は2m/430で何局かQSOしたが、CBでもCQは出したものの、結局先ほどのオオサト59局1局のみのQSOとなった。
時間はもうすぐ15時となり、そろそろ下山を始めようかと片付けていると、430にてJE1DLC/さいたま市桜区移動局のCQがRS53で入感。
ダメ元で呼んでみるとQRZが返ってきた。
できるだけ高い石の上に立ち、信号が一番強くなるポイントを探して再度コールするとなんとか取ってもらえた。
伸縮ロッドアンテナSRH789+VX-3の1Wの電波でもRS51で飛んでいっている模様。
しかもDLC局はモービルホイップとのこと。
山頂に2時間くらいいてもなかなか430で1エリアが聞こえなかったため、こんなアンテナじゃだめかと思っていたが、埼玉までは飛んでいったようだ。
そうこうしているうちに山頂には誰もいなくなった。
さて、今回の運用で思ったこと。
以前に比べると登山愛好家がかなり増えているように思えた。
それだけ山頂は人が多くなる。
だから、あまり大きな声で無線をやるのはどうも気が引ける。
したがって、CW中心で行おうと思うが、そうなると問題は無線機だ。
手持ちの無線機で山岳移動に最適と思われるのはミズホのMX-14Sくらい。
本当はピコ6あたりがあればいいのだが、残念ながら持っていない。
山頂で14MHzでCWでCQ DXも面白いかもしれないが、でもやはり山の上から「飛んでるなぁ」と実感できるのはV・UHFではないだろうか。
そうなるとFT-817NDの登場となる。
しかしこの機械、意外に重く、マイク・電池込みで1.3kgくらいになるようだ。
アンテナはDPとして6mでの運用を中心に考えればかなり楽しめそうなのだが、アンテナもできるだけ軽量にしたい。
しかし、FT-817NDを担ぐとなると、CBはどうするか。
ちょっとその辺は体力と相談しながら今後の課題である。
ディスカッション
コメント一覧
そうですね、FT-817は私も持ってますが、重量は有りますよね、でも今のところこのリグくらいしか移動に使えるのは無いんじやないですかね?、
時間帯にもよるでしょうがVHFやUHFのCWは案外少ないようです。志賀草津ライン上の渋峠で何度か試みましたか゛、なかなか相手局は現れてくれませんでした。FM,SSBはとても賑やかでしたけどねHI、
こんにちは、JE1DLCです.
検索をしていたら、このページがみつかりました
当局の移動した場所は、さいたま市桜区の荒川の土手の上で
非常に飛びの良いところで、私も長野の奥から、ハンディー機の局と
QSO出来たのには驚きました。
こちらは暑い日が当分続きそうです。 移動運用もちょっと辛いですね
DLC局、こんにちは。コメントありがとうございました。
この日はハンディー機だけで433.00を聞いていてもほとんど1エリア局の信号が聞こえず、飯縄山では関東はダメかと思ってあきらめていたところにDLC局のCQが聞こえてきました。
弱い信号を取っていただいて大変感謝しております。
しばらくの間、土日も仕事が入ったりして忙しく、なかなか山に行けないのですが、落ち着いたらまたどこかの山から出てみようかと思っています。
またよろしくお願いいたします。