飯縄山移動

2016年5月21日

VX-3とICB-87Rを背負って飯縄山に登ってきた。

2時間以上歩く登山は10年ぶりくらいなので、果たして無事に山頂までたどり着けるのか不安だったが、2時間15分ほどで無事に山頂着。
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晴天に恵まれ、山頂は登山客で賑わっている。
360度見渡すことが出来、はるか向こうに槍ケ岳を確認。

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(写真の左端)
もう十数年前になるだろうか、上高地から10時間近くかけて登った。
早朝に槍の穂先から2mと430で運用したことを懐かしく思い出した。

昼食を食べて運用開始。

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最初は430でおもむろにCQを出すなどしてみると、美ケ原移動の7M1IYK/0局からコール。
さすが美ケ原、RS59/59で余裕でQSO。
その後CBに移り、オオサト59局としてQSO。
500mW+ホイップでもRS57/57だった。

その後は2m/430で何局かQSOしたが、CBでもCQは出したものの、結局先ほどのオオサト59局1局のみのQSOとなった。

時間はもうすぐ15時となり、そろそろ下山を始めようかと片付けていると、430にてJE1DLC/さいたま市桜区移動局のCQがRS53で入感。
ダメ元で呼んでみるとQRZが返ってきた。
できるだけ高い石の上に立ち、信号が一番強くなるポイントを探して再度コールするとなんとか取ってもらえた。
伸縮ロッドアンテナSRH789+VX-3の1Wの電波でもRS51で飛んでいっている模様。
しかもDLC局はモービルホイップとのこと。

山頂に2時間くらいいてもなかなか430で1エリアが聞こえなかったため、こんなアンテナじゃだめかと思っていたが、埼玉までは飛んでいったようだ。

そうこうしているうちに山頂には誰もいなくなった。

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さて、今回の運用で思ったこと。
以前に比べると登山愛好家がかなり増えているように思えた。
それだけ山頂は人が多くなる。
だから、あまり大きな声で無線をやるのはどうも気が引ける。
したがって、CW中心で行おうと思うが、そうなると問題は無線機だ。
手持ちの無線機で山岳移動に最適と思われるのはミズホのMX-14Sくらい。
本当はピコ6あたりがあればいいのだが、残念ながら持っていない。
山頂で14MHzでCWでCQ DXも面白いかもしれないが、でもやはり山の上から「飛んでるなぁ」と実感できるのはV・UHFではないだろうか。
そうなるとFT-817NDの登場となる。
しかしこの機械、意外に重く、マイク・電池込みで1.3kgくらいになるようだ。
アンテナはDPとして6mでの運用を中心に考えればかなり楽しめそうなのだが、アンテナもできるだけ軽量にしたい。
しかし、FT-817NDを担ぐとなると、CBはどうするか。
ちょっとその辺は体力と相談しながら今後の課題である。