G5RVの冬越えメンテナンス

毎年この頃になるとHFのアンテナの冬越えメンテナンスです。

一昨年にG5RV(ZS6BKW)を上げたので、今シーズンで3シーズン目を迎えることになります。
G5RV(ZS6BKW)の特徴として、平行フィーダーを真っ直ぐ下に降ろしますが、やはりこれがどうしても雪が積もるとその重みで引っ張られてしまいます。
また、昨シーズンは除雪機でフィーダーを切断してしまったりもしてしまい、なにかとトラブルが続いておりました。

G5RVのフィーダーって、ホントに真っ直ぐ下に降ろさないといけないのか?
横に引っ張って同軸ケーブルと繋いで同軸ケーブルから屋根の上を這わすことは出来ないのか?という疑問がわき、早速実験です。

あまり天気が良くなかった時に撮ったのでちょっと暗くてすいません。
上の写真のように、下に真っ直ぐ垂らしていた平行フィーダーを横に引っ張って屋根の上までもってきました。

G5RV(ZS6BKW)についてGoogleで調べてみると、上げた当時に比べると最近はだいぶ参考になるWebも増えてきたようです。
そんな中、JK4HNN/とっとりLC575局のブログのこちらのページが目に留まりました。

G5RVアンテナ その2

私のこのブログもご参考頂いたようで恐縮ですm(_ _)m

以下、一部引用させて頂きます。

>同軸ケーブル 直径15.2cm/10回巻きによる1:1チョークバランを最も推奨
>
>フェライトコアやフェライトバーなどは、磁束の飽和、発熱などによりパワーロスとなるので避ける。
>1:4などの変圧トランスバランも同様に避ける。
>
>http://www.mfjenterprises.com/pdffiles/MFJ-1778.pdf
>より

というわけで、今まで1:1の市販のKENPROのバランを使ってたのですがこの機会に1:1チョークバランを作ってみました。
3D2Vで作るのがいいみたいですが、ロスを少なくしたいので5D2Vで作ってみました。

1:1チョークバラン

トタン屋根の上に置いたのではマズイと思われるので、コン柱のステップにぶら下げました。

以下、市販のバランとチョークバランとを比較したSWRです。
青い線が市販のKENPROバラン、ピンクの線が今回作ったチョークバランです。
なお、30mと15mはSWRが高くて使い物になりませんので掲載しませんでした。

80mはちょっと高めではありますが、まぁまぁ許容半以内でしょう。

とりあえずまだしばらくはこのアンテナで楽しんでみたいと思います。