【CB,29MHzFM,1200MHz】木曽駒ヶ岳三座(中岳、木曽駒ヶ岳、宝剣岳)移動


今シーズンはなかなか休みと天気のタイミングが合わず、まだどこの山にも登っていなかったため、そろそろ「1200MHzで飛ばしたい病」が始まってきました。

Twitterスクリーンショット

Twitterで↑こんなことつぶやきながら、週末22日の天気と地図などを眺めたり。

そして目的地を木曽駒ヶ岳か仙丈ヶ岳のいづれかに設定。
どちらにするかは伊那市に入った時点で「てんきとくらす」を見て判断。

21日深夜(22日早朝)の時点で、微妙な差で木曽駒ヶ岳のほうが天気が良さそうなのでそちらに決定。
ここなら手軽に登れる3,000m級の山(3,000mないけど)であり、無線家的には2エリア方面の飛びに期待できそうです。

山行についての詳細はヤマレコにて。

今シーズン初登山は中岳〜木曽駒ケ岳〜宝剣岳

地図を見れば木曽駒ヶ岳に行く途中に中岳を経由し、また宝剣岳を経由したルートもあるようです。
また、ちょっと道を逸れますが伊那前岳なんかは片道15分で行けるようです。
なので、山頂での1QSOを1ポイントとする山ランならば頑張れば一日で4座稼げることになります。
ただ、自分の脚ではせいぜい3座というところでしょうか。

なお、SOTAの場合は標高差150mルールで木曽駒ヶ岳しかカウントできません。

木曽駒ヶ岳は千畳敷までロープウェイで行けるため、あとは2時間ほどで山頂に到着できます。
ならば!ということで、今回はCB(RJ-410)、DJ-G7、そしてAZDEN AZ-11と釣り竿、エンドフェッド用ワイヤー、同軸ケーブル等一式担いでいくことにしました。

千畳敷カール

乗越浄土まではひたすら登りが続き、重い荷物に多少後悔しながら一歩一歩ゆっくりと。

登り始めて1時間、とりあえず乗越浄土に到着。

乗越浄土

乗越浄土からの中岳

ちょっと休んでまずはそこから20分ほどの中岳へ。

中岳山頂

ちょうどいい感じの場所を選び、まずは29MHzFM AZ-11にロッドアンテナとラジアルを繋いでCQCQ。

すると三重県津市のJI2BRP局よりコール。
強力に入感しておりました。
とりあえずこれで無事に山ラン1ポイント。

そしてCB RJ-410のロッドアンテナを伸ばし、8chにてCQを出すと、なんといきなりパイル!

まずはイワテB73/2四日市港移動局とお久しぶりのご挨拶。そして群馬県浅間隠山移動のあんなかKM08局等他2局とQSO。

中岳山頂ではこんな感じでした。

DJ-G7には5エレを繋いでみたものの、時間がなくて結局出番無し。

あまり引っ張ると時間がなくなるので一旦QRTし、木曽駒ヶ岳に向かいます。

 

見えてきた木曽駒ヶ岳山頂。

木曽駒ヶ岳山頂

さすが手軽に登れる3,000m級(3,000mないけど)の山だけあって山頂は賑わってます。

木曽駒ヶ岳山頂

出来るだけ障害物がなくて人も少ない場所を探したくてもなかなか場所が空かない。
30分くらいウロウロしてたでしょうか、ようやく良い場所から他のハイカーさんが立ち上がり、下山に向かわれたところをすかさずキープ。

10m用の釣り竿エンドフェッド(1/2λ電圧給電)設置。

木曽駒ヶ岳山頂にて10mFMエンドフェッド設置

店を広げます。

木曽駒ヶ岳山頂移動運用

まずは10mFMにてCQCQ

木曽駒ヶ岳山頂にて10mFM運用

するといきなりJI0LQJ/0妙高市関見峠移動局よりコール。
てっきり2エリア方面から呼ばれるとばっかり思っていたのが、いきなり地元(笑)から声がかかるとは。
ましてや新潟方面は距離があるからほとんど期待していなかっただけにこれは驚き。

ファイナルを送ると続けて上越市(牧村)のJR0BAQ局よりコール。
さらに距離が延びてる!!!
最初こちらの信号は聞こえなかったけど、LQJ局の声が聞こえてそのまま追いかけ、アンテナを回したら聞こえてきたとのことでした。
垂直偏波対水平偏波ですがほとんど問題ないようです。
続けて群馬県嬬恋村のJI1LZW局よりコールがあり、59/59で強力に入感してました。
嬬恋村方面とはかなり相性が良いようです。
そしてどうやらEs発生中の様子でJG8HHW/8北海道中川郡池田町移動局よりコールがあり、59/59でQSO。

さて、続いて、個人的にどうしてもやってみたかった3,000m級の山からの1200MHzの運用です。

こちらは諏訪市、伊那市などに続いて、大垣市のJA2FWL局、一宮市のJI2EVR局とQSO。
特にJA2FWL局とは2013年の木曽御嶽山移動以来のQSOでした。
その後調べたら1996年の壱岐・対馬移動の時に10MHzにて繋がっておりました。

ちなみに、持っていった50MHz/144MHz/430MHz/1200MHzハンディ用ホイップ ダイアモンドのRH999と受信比較を行ってみましたが、やはり5エレのほうがちゃんと向ければ明らかに信号強度が上がっているようです。

その後、アンテナをあっち向けたりこっち向けたりしながらCQを続けてみましたがノーメリット。
1200MHzでいちばん飛ばせたのは大垣市という結果でした。

さて、アマチュア無線のほうではちょっと遊び過ぎたため、CBの時間が少なくなってしまいましたが、CQを出そうと各CHをワッチすると、きょうとLQ502局のCQが入感。
違法局の被りがあり、移動地がイマイチ聞き取れない。
コールするとM5/52でQSO。
京都市左京区花背峠(杉の峠)830mからの運用とのことでした。
いや、CBでいきなり京都市!耳を疑いました。
以前木曽御嶽山より430MHz 1W ヘンテナ使用で京都の比叡山近くの移動局と繋がったことがありましたが、木曽駒ヶ岳からも繋がるとは!しかもCBで!
あらためて27MHz AM 0.5W ロッドアンテナのポテンシャルを実感した次第です。

そして同じくCBにてアイチAB326/半田市移動局とM5/51でQSO。
さらにCBにてCQを連呼しましたが、中岳で起こったようなパイルもなく、結局ノーメリットでフィニッシュです。

14:00に木曽駒ヶ岳より下山開始。
それまで何度かパラついていた小雨が乗越浄土にてけっこうないい降りに変わり、慌てて雨具を着用。
この雨じゃ宝剣岳は無理かな・・・と諦めていたところにすっと雨が止み、それまで霧の中だった宝剣岳が目の前に姿を現し、いかにも呼んでるように見えました。

こりゃ行かなきゃならんだろう。

宝剣岳から極楽平経由で下山するルートもあるのですが、帰りのロープウェイのタイムリミットもあるのでそのルートは諦め、乗越浄土から宝剣岳へ行って帰ってくるのみとすることに。

途中、こんな岩登りがあったり。

宝剣岳

こんな断崖絶壁を鎖を伝って行かなきゃならない場所があったりと

宝剣岳

なかなかスリルに満ちた山でありました。

山頂はこの岩の上です。(もちろんそこまで登れません。登っている人はいましたが)

宝剣岳

山頂も狭く四方が崖というそんな場所で、とりあえずAZ-11にロッドアンテナとラジアルを付けてCQCQ…

しかし、全くノーメリット。
群馬県前橋局が高崎局を呼ぶ声が55くらいで入っていましたが、こちらからは飛んでいかなかったようです。
釣り竿立ててエンドフェッドならイケたかもしれませんが、この狭い山頂で長い釣り竿広げるのはまず無理です。
他の登山者さんに当たったりでもするものなら大変なことになりますので。

結局29MHzFMは諦め、DJ-G7にホイップ(RH999)で1200MHzでCQCQ…
なんとこれもダメ。
これじゃこんな恐い思いをして山ランポイントにならないとかありえないし。
430MHzか144MHzでCQを出すのはイマイチ気が引けるし。
結局、ザックから5エレを出し、ガクガク震えながらDJ-G7に接続してCQCQ。
するとようやくコールがありました。
先ほどのJA2FWL局です。
ありがとうございます。これで思い残すことなく下山できます・・・・・。

以下、結果

中岳(2925m)

29MHz FM

Call Sign His RS My RS QTH QRB
JI2BRP 59 55 三重県津市 約167km

市民ラジオ

Call Sign His RS My RS QTH QRB
イワテB73/2 M5 56 三重県四日市港 約140km
あんなかKM08 M5 54 群馬県中之条町 106km
ミエTO103 M5 55 三重県四日市市 約140km
ナガノIR148 M5 54 長野県下諏訪町 約39km

木曽駒ヶ岳(2956m)

29MHz FM

Call Sign His RS My RS QTH QRB
JI0LQJ/0 58 51 新潟県妙高市関見峠 127km
JR0BAQ 57 51 新潟県上越市牧区 152km
JI1LZW 59 59 群馬県吾妻郡嬬恋村 約103km
JG8HHW/8 59 59 北海道中川郡池田町 Esのため未計測

1200MHz

Call Sign His RS My RS QTH QRB
JE0TGY 57 59 長野県諏訪市 約39km
JA2FWL 59 55 岐阜県大垣市 約118km
JH0JIU 55 59 長野県伊那市 約14km
JI2EVR 59 59 愛知県一宮市 約105km

市民ラジオ

Call Sign His RS My RS QTH QRB
きょうとLQ502 M5 51 京都市左京区花背峠 195km
アイチAB326 M5 51 愛知県半田市 約127km

宝剣岳(2931m)

1200MHz

Call Sign His RS My RS QTH QRB
JA2FWL 59 59 岐阜県大垣市 約118km

予想通り、三重、愛知、岐阜方面への飛びは良かったですが、10mFMで妙高や上越市まで飛んでいったのには驚きました。
そして今回の運用で、CB、29MHzFM、1200MHz全て合わせたグランドウェーブでの最長飛距離がCBでのきょうとLQ502局/京都市左京区移動との交信で195kmという距離でした。
惜しくも200kmを切ってしまいましたが、それでも立派なGW DXとなるかと思います。
「飛ばしたい!」と思っていた1200MHzですが、最長距離としては大垣市の約118kmという結果でした。
1200MHzのアクティビティーがもう少し高ければもっと遠くの局と交信出来たかもしれません。

CB、29MHzFM、1200MHzと、基本3バンドの運用でしたが、限られた時間で3バンド運用するにはちょっと無理がある感じでした。
とは言え、3座での運用ですからそれも無理もないのかもしれません。

あとはいかにもう少し荷物を軽くするか、それとも自分の脚を鍛えるか・・・・・そこらへんが課題となりそうです。