FT-102リレー交換
まずはRFユニットのリレー交換を行いました。
互換性の有るリレーは以下の通りです。
OMRON G2E-184P-M 12V × 2
OMRON G2E-184P-M 24V × 2
これらのリレーはオムロンの通販サイトで入手可能です。
RL02に関しては現在互換性の有るリレーの入手が困難なため、リレー自体にリード線を付けて配線を替えるとか、ICソケットを下駄代わりにして基盤パターンの配線を替えたりする方法などがあるようですが、私のFT-102はとりあえずRL02の不良は無いようなので現状のままで行く事にしました。
参考:
http://foxtango.org/FT-102/FT-102%20Page.htm
http://www.momose.com/hirofumi/jj2pnx/ft102/fix.html
まずはリレーを取り外します。
半田はスポイト式の半田クリーナーで吸い取った方がいいでしょう。
ちなみに私は今までは半田の吸い取りには銅の網みたいなのに吸い取らせる半田吸取り線を使ってましたが、これを機にスポイト式の半田クリーナーを購入しました。
2300円位するんですが、思ったより高くてびっくり。
取り外す際は、1個取り外したら12Vか24Vかを確認してすぐに新しいリレーを取付けるというやり方の方がいいでしょう。
そうでないと一気に4つのリレーを外してしまった場合、どこにどのリレーを入れるべきかわからなくなってしまいます。
そして差し替えたリレーがこちら。
差し替えた黒い12Vの右上に見える透明なリレーが入手困難なRL02です。
手間もかかりそうなので、暇な時に交換してみましょう。
さて、これで3個のリレーが交換できましたが、残りの1個がバンド切替えスイッチのシャフトの真下というとても交換づらい場所にあります。
なので最初はこのリレーを除いた状態で受信チェックしてみましたが、やはり感度は悪いまま。
どうしても交換は必要なようです。
取り外しは何とか出来ましたが、新しいリレーの取付がなかなか難しい。
思うようにリレーの足が基盤の穴に入ってくれません。
で、旧リレーと新リレーの足を比べてみました。
左が新リレー、右が旧リレーです。
旧リレーの方の足が若干短いです。
ならば!ということで、思いきって新リレーの足を短くしてみました。
その結果、いとも簡単にバンド切替えスイッチのシャフトの下に滑り込ませる事が出来、基盤の穴に差し込む事が出来ました。
しかし、短くしてしまったために足の先が基盤のパターン面に出てくれません。
そんな時も慌てず、手持ちのパーツの足をパターン面から差し込み、リレーの足につぎ足すような感じで半田を流し込みます。
私の場合は1S1588あたりのダイオードの足が細かったのでそれを使いました。
そして適当な長さでカットすればOK。
なんとか交換できました。
あとは、他のサイトによれば、アンテナ切替えユニットのリレーも交換した方がいいらしいのでこちらも交換しておきます。
この互換品はG5LE-1 12Vです。
ここの交換も作業的に多少面倒ですので、慎重に行います。
手順はこちらのサイトが詳しいですので参考までに。
http://foxtango.org/FT-102/FT-102%20Relay%20Install.htm
一応これで主要なリレーの交換は完了しました。
受信してみると、全く問題なく受信できています。
手元のFT-817NDと感度チェックを行ってみましたがほとんど一緒です。
むしろ、817のほうがノイズっぽい感じで、とくにローバンドでは混変調もあるのでしょうが、あきらかにFT-102の方が聞きやすいです。
ただ、28MHzになると、ホントに弱い信号は817のほうがいいような気がします。
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