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10mFM

【10m FM】PCS-7800H スーパーナロー化改造

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車を替えてからはしばらくはFT-8900Hだけしか積んでませんでしたが、やはりAZDENのPCSシリーズの使いやすさ、受信と音の良さには到底叶わず。以前乗っていた車に積んでいたPCS-7800Hも載せたいと思っていたのですが、この無線機はナローFM機のためスーパーナローじゃないのが残念なところ。
なので近距離Esが発生した時などバンド内が満員になってしまったら奇数の周波数を選ぶしかない、そのためにはスーパーナローじゃないと両サイド偶数の周波数に出ている局に混信を与えてしまう。
また海外からのいわゆる「ホニャラ」と呼ばれる漁船からと思われる違法運用局からの混信を(ある程度)逃れるためにもスーパーナローは必要となってきました。
しかし、セラミックフィルターを入手するのが困難なようでスーパーナロー化は諦めていたのですが、ローカルのOM局より「お得な情報」を頂きました。

「セラミックフィルターは輸出用CB機に付いているので代用可能!」

おぉ!そうでした!

以前28MHz AM用に改造しようと思って埃をかぶっていたCHASER MC-5000のジャンクがありました。
どうせ使わないんだからかここから外してしまいましょう!

寄りすぎてボケちゃいました。
どうやら村田のCFW455HTのようです。
(手描きでHTと書かれているのだけで判断)

さて、いよいよセラミックフィルター(以下CF)の交換です。

 

ここからはお約束ですが、私がやった方法を自分用のメモとして掲載しますのでご参考にしていただけるのは大変ありがたいのですが、これに関する質問や改造失敗によるクレーム等は一切お断りいたしますのでご了承下さい。

さて、参考にしたのはこちらのサイトに掲載されておりますこのPDF記事です。

10m FM Hand Made Circle

AZDENシリーズ、ナロー改造

これによりますと、1st IFのMCF(モノリシック・クリスタルフィルタ)も交換されてますが、この16.9MHzのフィルタの入手はちょっと難しいようなのでこれは諦めて、2nd IFの455KHzのCFをCB機から取り外したCFに交換するだけにしました。
受信だけの問題なのでそう体制に影響はないだろうということで。

IMG_1685

取り外し。

IMG_1690

しかし、思いの外取り外しに手こずります。
基盤裏側の半田を吸い取ってもなかなか簡単にCFが取り外せません。
そしてちょっと力加減を間違ってしまったら・・・・・CFのケースだけが外れて中身がむき出しに・・・。

あぁ、やっちゃった・・・・・。

これでもう後に戻れません。

こうなったらもう無理矢理に近い状態でなんとか取り外しました。

そしてCB機から取り外したCFを取り付け。

IMG_1693

そして他の無線機でモニターしながらMICゲインを最大に調整。

IMG_1694

同じくモニターしながらデビエーションの調整。

IMG_1695

私は±10KHzにギリギリかぶらないくらいで調整しました。なので上記のPDFにある通り左にほぼ30°回した形になります。

ちょっとこの調整中に気になったのが、受信していてもFM特有の「ザー」というノイズがSメーター振り切れており、スケルチも効かない状態。
ケース開けてるからノイズが飛び込んで来てるのかな?と思いながらケースを閉じても同じ状況。
PCやらACアダプタとかのノイズか?と思い、いざ車に取り付けても同じ状況・・・・・。

 

やっちまったか!?

 

交換したCFがいけなかったのか、それとも半田ゴテ当てすぎて他の部品にまで影響を与えて壊してしまったのか!?

とりあえず再度シャックに持ってきてケースを開けてチェックしてみるも一見異常なさそう、というかわからない・・・。

そして僕は途方に暮れる・・・・・。

貴重なPCS-7800Hを壊してしまったのか!?
またオークションに出てくるまで待たなきゃならないのか!?

あぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・。

意気消沈のままその日は就寝。

 

翌日、ふと思い出したのが、「そう言えば、スルーホール基盤じゃなかったっけ?」。

なにしろ元のCFを外す際に結構長く半田ゴテを当ててしまったため、交換したCFを取り付ける際には出来るだけ短時間で半田付けしようしました。

考えてみれば元のCFの取り外しがあんなに手こずったのもスルーホール基盤だったから。
部品実装面の半田も残っていたから簡単に取り外せなかったのでは!?

そしてその翌日、再度ケースを開け、交換したCFの足に向かってちょっと長めに半田ゴテを当ててみました。
さらに再度半田を吸い取り、その状態でCFを軽く引っ張ってみて外れたりグラつきの無いのを確認し、そしてもう一度足を半田付け。

これでダメだったら諦めよう・・・・・。

再度組み上げて車に積んで電源ON・・・・・正常!

 

よかったぁぁぁぁぁ!!!(涙)

 

ちょうどバンド内もオープンしていたようでEsによる各局の信号も聞こえてきてます。

 

しかしまだ成功しているのかはわからないのでどなたかからレポートを頂きたいところ。

渋峠まで行けば1エリア各局と必ず繋がるのでどなたかからレポートを頂けるはず!ということで、このお盆休みの混雑の中、志賀高原〜渋峠へGo!

まずは渋峠手前の山ノ内町側の駐車帯よりCQを出すと、長野県大町市移動のJI0LQJからコール。
モービル移動中とのことなのであえてスーパーナロー化した旨を言わず、とりあえず普通にQSO出来るかどうかを確認しましたが、問題ないようです。
また時折フルスケールという強力な信号で受信できますのでその際に上下10KHzを聞いてみましたが、ちゃんと切れてる様子。
なかなかよろしいようです。

IMG_1704

そしてその後は渋峠まで移動し、改めてCQ CQ。
すると、なんと上記PDFでスーパーナロー化改造について解説されてたJR1JCQ局より呼んでいただきました!
スーパーナロー化した旨を伝えると、「音質も問題なく、言われなければ気付かないくらい」というレポートを頂きました。
いやぁ、ご本人様よりこのようなレポートを頂けるとはなんとありがたいことでしょう。

一時はどうなることかと思いましたが、これで安心してこの無線機で運用できます。

IMG_1703

やっぱり車にはPCSシリーズ。
これは10m FMというバンドをモービルから運用することを想定し、いかに快適に受信できるか、操作しやすいかを念頭に設計されてる機械でしょう。

10m FMの名機。大切にしたいと思います。

 

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■1996年対馬移動時のQSL

1983年6月開局。
29MHz FMと6m、そしてHFのCWを中心に活動中。
それと並行して市民ラジオ「ニイガタYM016」も運用中。