10mFM QRPp 100mW機 ZERO1000-29を発掘！
そう言えば昔「発掘あるある大辞典」って番組があったような気がしたけど、どんな番組だったのか全然思い出せません。
気になったので調べてみたら思い出しました。ねつ造で打ち切りになったんでした。
それ以来、永遠の16才の元アイドルの旦那さんをテレビでめっきり見かけなくなったように思うのですが、気のせいでしょうか。
こんにちは。
先日、シャック内をゴソゴソと探し物をしていたら、懐かしいものが出てきました！
幻の名機！アイテック電子研究所のZERO 1000-29です。
(この発掘はねつ造ではありません)
10mFMマニアでありQRPerを自称していた当時(恥)、10mFMマンでQRPerなら絶対持つべき！とか思って入手したキットです。
(すいませんすいません、本当にすいません)
時期はいつごろだったのか覚えていませんが、おそらく20年くらい前だったように思います。
たしか金額は9,800円で、基盤はすでに調整済みででき上がっており、配線とケースへの組み込みのみで完成させたものでした。
内部の様子。いろいろ汚い(笑)
サムホイールスイッチで周波数を変えられます。
おもいっきりホコリにまみれてたのできれいに拭き、電池を入れて動作チェック。
パワーはちゃんと100mW(0.1W)出ています。
固定機でモニターしながら電波を出してみるとちゃんと変調も乗っている様子。
アンテナをつないで受信してみると、中国語の放送が飛び込んで聞こえてます。
当時もそうだったのを思い出しました。
当時これで何局かEsによる国内QSOをした記憶があります。
また、当時は6エレを振り回しており、連日ヨーロッパが聞こえているという素晴らしいコンディションでした。
そこで、最初SM局を100Wで呼び、QSO中に「100mWのQRPトランシーバーがあるのだが、これでできるか試させてくれよ、ベイベー！」みたいなことを言ってZERO1000に変えてみましたが、さすがに6エレでも100mWじゃSMまでは飛んでいかなかったという悲しい記憶も鮮明に覚えてます。
美ケ原へ行って、10m用のホイップだけ付けて運用したこともありました。
結果はもちろん鳴かず飛ばずでした。
今ならせめてラジアル線くらいは付けますが。
そんなこんなで、10mFM 100mW運用はあっという間に飽き、いつの間にやらシャックの隅に追いやられ、そしてその存在すら忘れられていたと言うかわいそうなリグなのでした。
あれから約20年(たぶん)、CBなどで培ったQRPでの飛び具合について体得した今の自分にこそこのリグは使えるんじゃないか。そう思っていろいろなプランを妄想しながらZERO1000-29を磨くおっさんなのでした。
