スーパーナロー化改造したPCS-7800Hにマイクアンプを組み込む
2年前にPCS-7800Hをスーパーナロー化改造し、その後も調子よく使っておりました。
しかし、スーパーナロー化すると変調がどうしても少々浅くなってしまいます。
これはもうどうしようもないと思ってました。
ただ、RS41とかRS31とかのギリギリの交信の時にはノイズに負けてしまい、了解度が悪くなって相手局にご苦労をおかけしてしまうこともあります。
先日の10mFM9月の伝搬実験の時、7M4HXT局より「マイクアンプを入れてはどうか?」という提案を頂きました。
いや、正直自分の中では「FMでマイクアンプ」というのはずっとありえないことだと思ってまして、時々耳にする「FMにも関わらずマイクコンプレッサーやらスピーチプロセッサーやらを入れてガンガンに音を歪ませている人」には絶対になりたくないと思っていたのですが、HXT局をはじめ、よくQSOさせて頂く各局もマイクアンプを入れているということを今さら知り、当然それら各局の音は歪んでいるわけではありません。
だったら「騙されたつもり」で試してみることにしました。
もし自分の大嫌いな「ガンガンに歪んだ音」になるようだったらまた戻せばいいし。
HXT局おすすめのマイクアンプはエレキットのNT-5というマイクアンプキットです。
ただ、エレキットとしてはこのキットは生産終了となっているようなので、店頭在庫を探すか似たような2石のマイクアンプを作るしかないようです。
小さいキットなのでPCS-7800に組み込むのも簡単。
なお、自分のやり方が正しいとも限らないので配線方法等は割愛させていただきます。
ご質問頂いてもお答えできませんのでご了承下さい。
さて、気になるのは音です。
自分でモニターしてみましたが、イマイチよくわかりません・・・・・。
そこで、渋峠まで行けば1エリア各局どなたかが聞いてらっしゃるはずです。
またその前に、お世話になっている埼玉県寄居のJP1DMR局にTwitterで渋峠へ行く旨を連絡し、もしお時間あればお付き合い下さいとお願いしてみました。
渋峠にてDMR局よりレポートを頂くと、特に歪んでいることもなくグッと変調が深くなっていい感じと言うことでした。
また、7800Hのファンの音等バックノイズを大きく拾わない程度に、ゲインの半固定VRをデフォルトの12時の位置からちょっと下げた11時くらいの位置にしてみましたが、これも特に問題ないようです。
レポートにお付き合い頂きましたJP1DMR局、どうもありがとうございました。
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